コロナ禍に卵巣のう腫で入院した記録、【入院持ち物編】です。
目次
入院までのあらすじ(毎回共通)
あるコロナ禍の初夏、卵巣のう腫(チョコレートのう胞)4cmと診断。
→通院しながら経過観察を続けるも、1年後10cm以上に成長。
→日常生活にも支障が出てきたため、腹腔鏡手術(腹腔鏡下手術)を決断。
コロナ禍ならではの入院の様子を記録していきます!
入院前の自分がありのままを知りたいと思った経験から、前向きな内容だけでなく辛かった体験、不安なども正直に書いていきます。
多くの方が書いているように、私もいざ入院してみると「あれ!?聞いてたのと違うぞ!?」ということが多々ありました。本当に、病院やその人によって対応・感じ方・症状の出方は違うのだと思います。
辛いことも楽だったことも、あくまで私の場合なので参考程度に読み飛ばしてくださいね。この記録が少しでもお役に立てば幸いです!
【あって良かったもの】
理由や持ち物の詳細も随時追記予定🤔
■個室
■自分に合った鎮痛剤(多め)
■ペットボトルの水かお茶×入院日数分
■ペットボトルストローキャップ
■ストローキャップ用のストロー×日数分
■小さめトートバッグ×2(シャワーに持って行く用とよく取り出すもの用)
■A4クリアファイルが入るトートバッグ(書類用)
■箱ティッシュ
■箱ティッシュホルダー(S字フックを通せるわっかがあると便利)
■洗顔シート(痛くてかがめないため)
■ボディシート
■昼用ナプキン
■ユニクロマタニティパンツL(へそよりも上まで覆えてウエストがゆるゆるのパンツなら何でも)×日数分
■お粥味変用のトッピング(ふりかけ、小分けの佃煮、梅チューブなど)
■S字フック(ダイソーの「外れにくいS字フック」おすすめ)
■ハンガー(着てきた服を掛けておくため)
■ピンチハンガー(タオルなどを干すため)
■充電コード類(コードの長いもの)
■電源タップ
■マウスウォッシュ
■歯磨きセット
■紙コップ(歯磨きやマウスウォッシュに使った。洗い物をしたくなかったので)
■マスク×日数分+1~2枚
■ハンドクリーム
■リップクリーム(全身麻酔前後の唇割れ対策)
■スマホにあらゆる暇つぶしコンテンツをダウンロードして持っていく
■メガネ、メガネケース(目が悪い人は)
■ワンデーコンタクト(目が悪い人は。共用シャワーだと急がなきゃいけないし、傷が見えないと不安なので)
■シャンプー・コンディショナー・洗顔
■化粧水、乳液(面倒ならパック)
■指にはめられるスマホスタンド(ダイソー)
※パジャマ
※タオル

左のはよく使うものトート。どちらもS字フックで取りやすい場所に吊り下げていた。
※お湯の病院はコロナ対策で下着以外の布類は強制レンタルだったため、入院着やタオルなどは持っていかなかった。病院が持ち込みOKでレンタルもしない方は、日数分持っていくのを忘れずに!
ちなみに(強制とはいえ)布類がレンタルで良かった点としては、汚れをあまり気にしなくて良いところだったかなあと思う。もちろん借り物なので限度はあるが、一応レンタル業者の方からも「汚れたらすぐ交換しますので言ってくださいね!」と声掛けしてくれる。
術後は体調も悪く服の汚れを気にしている余裕が無い一方、実は出血があったと知りヒヤヒヤしたり、傷の消毒で赤チン?のようなものを服に何回か垂らされたりもした。自分の洋服だと後で結構落ち込んだかもしれないので、その点はレンタルで良かったと思う。
あって良かった物の解説(随時追加)
□個室

これは「選んでよかった」だが、私は本当に個室が取れてよかったと思っている。金を払っただけの価値はあると入院中何度も実感した。
まずなんと言ってもトイレ。個室ならいつでも何度でも行けるし、行きたいのに使用中なんてことも無い。体調が悪い中でその安心感は本当に心強かった。
それから、他人に気を使わなくて良いのがとにかく助かった。空調を好きにいじれたし、マスクも外していられた。私はとても暑がりなので、同室の人に気を使って冷房をつけられないなんてことになったら本当に辛かったと思う。
その他、家族と部屋で通話出来る、夜の消灯が強制じゃない、なんてメリットもあった。人が周りにいた方が安心できるという方でない限り、私としてはとりあえず個室を選んでおくことをおすすめしたい。もちろん競争率は高いのだが・・・。
【使わなかった・いらなかったもの】
・置き時計
→今回個室ながら時計の無い部屋だったが、「それでもいらなかったな」というのが正直な感想。基本スマホで事足りる上、スマホを見られないような状態の時は「=時間を知るほうが辛い」という感じだったので、むしろ時計を見たくなかった。
逆に体調が回復してからは暇すぎて基本手にスマホがあるので、わざわざ時間を見るためにスマホを触る、という手間も感じなかった。
・のどぬーる濡れマスク
→これは本当に人によると思う。普段からマスクを着けて眠っていたり、マスク下で呼吸をするのが得意だったりする人ならば、術後あると助かるアイテムだと思う。私は元々マスクを長時間つけていると酸欠になってしまうようなタイプだったため、ただでさえ息が苦しい時にマスクを付ける気にはどうしてもなれなかった。
・ホットアイマスク
→入院時期が夏だった、そして私が暑がりだった、これに尽きる。冬の入院であったり、寒がりだったりする方にはとても役立つアイテムだと思う。
・前開きの下着
→全く使うシーンが無かった。さすがにワイヤーなどの締め付けは無い物の方が良いと思うが、私はいつも着ているエアリズムのブラキャミソールで何も問題なかった。
というのも、術後すぐ~翌日の着替えまでは手術着のみで下着は無し。そしてその後もある程度体調が回復してからでないと、苦しくて下着は身に着けられなかった。
かえって回復してからは特に腕が上がらない等と言うことも無く、普段通り自分で下着を着ることが出来る。回診の際にも診るのは腹部なので、まくり上げれば前開きでなくとも問題無い。そのため、私は着る機会が全く無かった。
【あったらよかったかな?というもの】
・マイ枕
→持ち込めるならあった方が良いと思う。暑がりの人は薄手のブランケットなども。汚れる可能性はあるので、タオルを敷くとかマイ枕とおなじ種類の枕を持ち込むとかした方が良いかもしれないが・・・。ともかく、術後の全く動けない時に枕が合わないのは死活問題だった。もちろん他の要因もあったが、せめて枕が合っていれば、体の痛みや息苦しさがいくらかは軽減できたのではないかと思ってしまう。
・耳栓
→同室の人、同じフロアの人にどういう人が当たるかは運次第。幸い私は問題なかったが、場合によっては周りの音で眠りたくても眠れないかもしれない(現に毎晩フロアの遠くで叫ぶ声がしてはいた)。そんな時に一応持っておくと安心だと思った。
・自分に合った鎮痛剤(たくさん)
→私も持って行ってはいたのだが、持ち込んだ数が少量過ぎて、実は途中で夫に密輸してもらったくらいだった(市販薬を届けてもらって良い物か分からなかったため、アイマスクの箱に入れて受付経由で届けてもらった)。もちろん貰える病院もあるとは思うが、数あるに越したことはないと思う。安心感が違う。
・ドライヤー
→病院のドライヤーがあまりにも乾かなかったため。持ち込み不可でなければ持って行った方が良いと思う。