コロナ禍に卵巣のう腫で入院した記録、【入院5日目/退院日(術後3日目)】編です。
前回はこちら→【入院4日目(術後2日目)】コロナ禍に卵巣のう腫で入院した記録【腹腔鏡手術】
目次
入院までのあらすじ(毎回共通)
あるコロナ禍の初夏、卵巣のう腫(チョコレートのう胞)4cmと診断。
→通院しながら経過観察を続けるも、1年後10cm以上に成長。
→日常生活にも支障が出てきたため、腹腔鏡手術(腹腔鏡下手術)を決断。
コロナ禍ならではの入院の様子を記録していきます!
入院前の自分がありのままを知りたいと思った経験から、前向きな内容だけでなく辛かった体験、不安なども正直に書いていきます。
多くの方が書いているように、私もいざ入院してみると「あれ!?聞いてたのと違うぞ!?」ということが多々ありました。本当に、病院やその人によって対応・感じ方・症状の出方は違うのだと思います。
辛いことも楽だったことも、あくまで私の場合なので参考程度に読み飛ばしてくださいね。この記録が少しでもお役に立てば幸いです!
【入院5日目/退院日(術後3日目)午前】
「あれ、1日目で5泊6日って書いてなかった?」とお気づきの方がいるかは不明だが、なんと退院が1日早まった。それも、夕方の検診で当日の退院が決まった。
早く帰りたかったのでそれはもう嬉しかったが、退院が早まることなんてあるんだ!?しかも夕方に退院なんて出来るんだ!!?とかなり驚いた。
術後の経過が良好だったことももちろんだが、1番の理由は先生の手が普段より早く空き、退院前検診を予定より数時間早く行えたからということらしかった。次の入院患者の都合なんかもあったのかな?
実際暇すぎて気が狂いかけていたので、もう一晩夜を越さなくて良いのは本当に助かった。
夜中
やはり日中お茶を飲み過ぎたため、昨日ほどではないが2、3回はトイレに起きた。鎮痛剤は飲んでいたにしろ、まあまあよく眠れた。
5:30頃
看護師さんが来て起床。退院前検診に備え、数日ぶりの採血。最近手や腕に針を刺しすぎて、それぞれがあざになっているのがちょっとグロい。
8:00頃

朝食。朝はまだ全粥だけど、昼から普通のご飯に戻るらしく楽しみ!
今朝は先生の回診と被らなくて良かった。
8:30頃~
回診に来た先生に「暇すぎるくらいになってきました」と愚痴る。
この頃から、集中して文字を読もうとすると心が辛くなるという謎の現象が起きる。この日は本は諦めて、マンガをぼーっと眺めて過ごした。
コロナ対策で入院中は売店に行くのも禁止、それどころか診察以外でフロアから出るもの禁止だったので、今思うと若干追い詰められていたんだろうなあと思う。家に引きこもるのは大好きなのに、やっぱり病室だと何かが違った。
受け身でぼーっとその世界に没頭できるような暇つぶしアイテムがあると役立つと思う。
【入院5日目/退院日(術後3日目)午後】
12:00頃

昼食。今回からは普通のごはんか~!とワクワク待っていたらいきなりカレーが来てビビる。美味しかった~!
14:00頃
看護師さんが来て検温。
引き続きマンガを読んだりフロアをよぼよぼ徘徊したりして過ごす。
16:00頃

退院前検診。この結果次第で明日の退院がOKか決まる・・・はずだったのだが、ここで先生から「今日退院したいですか?」と驚きの質問をされる。実際暇すぎて気が狂いかけていたため、食い気味に「はい!!!出来るなら!!」と答えるお湯。
そして検査の結果も問題無かったため、検査後に無事退院が決定。大慌てで夫にLINEした。
17:00頃
一旦病室に戻り、入院着から私服に着替えて荷物をまとめる。
少しして先生に呼ばれ、改めて今回行った手術についてや、退院後の過ごし方・次回の通院についての資料をもらい説明を受ける。手術中の映像(お腹の中)を早回しで見せてもらい「こんな凄い事してくれてたんか・・・」となる。一緒にやってもらった卵管の検査なんかも映っており、こちらも無事通っていたとのことでひと安心。
その後は迎えが来るまで病室で待機。
18:00頃

会社帰りの夫が病院に到着。総合窓口まで降りて会計を済ませ、無事退院完了!
限度額申請証のおかげで、窓口では個室代込みで12万程の支払いで済んだ。それでも大きな額ではあるが、申請証が無かったら窓口でその何倍もの額を払う所だったので本当に助かった。
病院には車で迎えに来てもらったのだが、やはり退院直後はカーブや段差の振動が傷に響いた。それでも少し遠回りしてもらい、帰りがけにずっと食べたかったハンバーガーをテイクアウトして帰った。

こうして無事入院生活は終了した。